| ハイトカルチャ・コントロールのコンセプト 植物は、無機物質を太陽エネルギーによって有機物質に変換して、生物的生産を行っていくバイオコンバーター(生物変換装置)としてとらえることができます。そのコンバーターの働きに人間が介在し、エネルギー変換と生物的生産を効率化していく行為が植物栽培です。この「変換」と「介在」のシステム全体を管理していこうというのが、ハイトカルチャ・コントロールの発想です。 植物のエネルギー変換にとってどうしても必要な要素はなんでしょうか。空気と光と水と養分、この4つです。この4つそれぞれが、特定の植物にとって固有な必要条件を満たしていれば、その植物は自らのコンバーター機能を働かせて、生物的生産を果たしていきます。その意味では、生物的生産は植物の主体的営みの結果なのです。植物は、生物として主体的に生きているのです。植物栽培は、その生きる力を引き出す形での介在でなければなりません。したがって、それは、それぞれの植物に固有な必要条件を最適の形で満たしていく管理として実現されていく必要があります。 それぞれの植物は、長い進化の過程の中で、それぞれが置かれた厳しい自然環境に適応できる仕組みを持つようになりました。この植物の持つ環境適応性(温度・水・光・栄養条件の過不足)を知ることこそ、植物栽培の原点です。過酷な自然の中で健全に生きる植物は、それぞれがそれぞれの生育段階(幼齢期・壮齢期・老齢期)において強力な耐性を獲得しています。私たちはそれをわきまえて植物栽培にあたる必要があります。 ところが人間が管理すると、空気・光・水・養分が不足したり過度になったりすることがよく起こります。ここで問題なのは、過剰も不足と同様、困った事態を生み出すということです。必要な要素が最適の量や割合を超えて与えられると、植物は適正な生物的生産を行うことができません。人間や機械の場合には効率的だとみなされる「超過達成」は、植物の場合には問題だということになるのです。このことは、園芸家や農業者ならみんな知っていることですが、あらためて植物栽培システムの基本におかなければならないことです。私たちは、植物の主体的な営みを中心において、例えば顔色を読むように葉の色を読むといったことを通じて植物とコミュニケートし、植物の「声なき声」を聞きながら、栽培システムを動かしていかなければなりません。 なぜ、そういうことが起こるのか。植物は生物として主体的に生きていますが、比喩的にいえばその「ライフスタイル」において、動物よりもずっと制約条件が大きいからです。そもそも、植物は、自然のままではアンカーである土から動くことができません。この根本的な制約条件をはじめとして、不足や過剰をコントロールする機能が動物に比べて限られているのです。こうしたことから、人間よりも、また動物よりも、環境の変化に適応しにくいのです。ですから、私たちは、植物の主体的な営みを中心におきながらも、こうした制約条件を緩和していく形で栽培システムを構築していく必要があります。 植物の主体的営みを中心におきながら、その制約条件を緩和していくという両面の課題を、経験的知識だけでなく、植物についての科学的知識を基盤にして、できるだけ科学的に成し遂げていこうというのが、ハイトカルチャ・コントロールの考えなのです。 |
会社理念
ハイトカルチャ宣言〜われわれがめざすもの〜
植物栽培の革命を推進し、新たな植物文化を創造します
我が亡き後に緑よ繁れ
意義を求める企業運営を進めます
信頼と公開を貫くベンチャービジネスをつくりあげます
ハイトカルチャ株式会社がめざすもの
新たな植物文化の創生
ハイトカルチャ・コントロールのコンセプト
ルートシステム・コントロール
マイクロクライメイト・コントロール
「木を植える者」の持続的情熱
木を植えた男たちがもたらした感動
我が亡き後に緑よ繁れ
意義を求め情熱を生かす企業に
利潤より意義を
研究者の意欲を生かせる運営
相互信頼による開かれたネットワークに