■ 一般的な水耕栽培との違い INDEX

現在、「野菜工場」では水耕栽培が中心に行われています。

 自然界では、多種多様な菌などが存在していて、お互いを牽制しながらバランスが保たれています。しかし、「野菜工場」内では雑菌が少ないようにコントロールされているために、何らかの菌が混入した際にはその菌が一気に繁殖してしまう危険性があるということになります。


 一般的な水耕栽培では、栽培溶液を多数の栽培ベットに循環させて植物を栽培するので、その際培養液に有害な菌などが混入すると工場内の同一循環系統の野菜すべてが汚染されるというリスクが発生します。
 しかし、セラミック栽培では女性の作業員が持てる程度の大きさにした個別の栽培ケースで、それぞれ植物の栽培をおこなっているので、有害な菌が繁殖した場合でも、感染した個別の栽培ケースを排除するだけ、他の栽培を継続することが出来ます。



 また水耕栽培では、同一循環系統には同じ植物への栽培液肥が流れているため、全て収穫し終えてからでなければ、他の栽培液肥を用いる植物を栽培することができません。

 しかし、セラミック栽培では個別の栽培ケースでそれぞれ植物を栽培しているので、栽培ケース単位でいつでも植物の種類を換えることが出来ます。

なので、1つの栽培棚でも数多くの種類の植物を栽培することが出来ます。



 水耕栽培では、循環系統に流れている大量の栽培溶液の廃棄ロスをなくすために、熱交換器やフィルターなどで清浄化処理します。
 さらに、植物によって消費された栽培溶液の肥料成分の濃度を測定し、肥料成分の補充をおこなって再利用しています。

 しかし、セラミック栽培では栽培溶液は減った量だけ適宜補充(野菜栽培では3回)するのみで清浄化不要です。

 常に新鮮な栽培溶液を補充しているので、余計な成分の調整は不要、また収穫の際には栽培溶液の残量を少なくなるように補充のタイミングを調整しているので、栽培溶液の廃棄ロスは殆どありません。


 セラミック栽培は、「植物工場」の設置コストという面でも、栽培溶液の循環をおこなうための全ての設備・機械が不要なので、一般的な水耕栽培設備に比べ低コストで「植物工場」を設置して試験栽培などをおこなうことが可能です。



一般的な水耕栽培では、栽培基盤に使用している部材は使い捨てのものが多く、省資源化・地球環境問題を考えると、リサイクル・リユーズできる部材を栽培基盤にすることが好ましいのではないでしょうか。




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